効率=出力/入力=出力/(出力+損失)です。
√3 x V x I ×力率×効率=出力なので、 力率= 出力 / 効率 / (√3 x V x I ) です。
定格電流とは、モータに定格負荷がかかっているときの電流値です。運転時の電流値が定格電流を超えている場合は、過負荷の可能性があります。過負荷運転を続けると、温度上昇による部材劣化につながりますので、基本的には定格電流以下でご使用ください。
消費電力量は出力分の電力量と損失分の電力量の和となるため、 消費電力量=出力+損失=出力/効率となります。
三相誘導電動機は極数と電源周波数で決まる同期速度に対し、回転子は若干遅い速度で回転します。例えば4極の誘導電動機を50Hzで運転する場合、同期速度は1500min-1となりますが、回転子は若干遅い速度(例えば1440min-1)で回転します。 すべりは回転子が同期速度より遅くなる割合で、次の式で表します。 すべり...
【絶縁抵抗の推奨値】 推奨は500Vメガーにて100MΩ以上です。 また、1MΩを下回る場合は使用しないでください。 【測り方】 絶縁抵抗を測定するときに印可する電圧はモータの定格電圧、及び絶縁状態に適した値にすべきであり、600V以下の巻線に対しては直流500Vとしてください。 また、...
絶縁はF種、温度上昇はB種です。温度に余裕を持たせているため絶縁材料の寿命が延びます。
ベアリングは4極以上のモータは2万時間、2極モータは1万時間を目安に交換してください。
三相モータに関する規格で、JIS C 4034-1、5、6:1999(回転電気機械-第1部、第5部、第6部)が1999年2月に制定されました。それ以前は「絶縁階級」を用いておりましたが、制定後は「耐熱クラス」と変更されております。いずれも同じ意味で用いられております。
JEC-2137-2000「誘導機」にて、電源電圧が対称である場合、各相の無負荷電流とその平均値との差が平均値の±5%を超えてはならないと規定されております。一般的には5%以下である事が望ましい値と言えます。
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