シーケンサ MELSEC エンジニアリングソフトウェア MELSOFT GX Works3 メンテナンス


直感的なプログラミング環境による開発コスト削減
エンジニアリングソフトウェアはシステム設計、プログラミングツールとしてはもちろん、制御システムの運用・保守における中核として考えなければなりません。それはシステム設計からメンテナンスまでを1つのソフトウェアで直感的に行える、使いやすいものであるべきです。GX Works3は、構造化プログラミングとMELSEC iQ-R、MELSEC iQ-Fシリーズの制御システム用に設計された多彩な新機能と技術を備えていながら、簡単で使いやすい新世代エンジニアリングソフトウェアです。
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プログラム、波形データ、GOT(画面・操作履歴・アラーム履歴)を時刻同期で再生
記録したデータをGX Works3に読み込ませるだけで、解析に必要なツールが起動します。シークバーを動かすことでプログラムの遷移、波形によるデータの変化、GOTの画面表示、操作履歴・アラーム履歴を時刻同期させて再生できます。

映像表示、プログラムモニタ、波形表示の同期による迅速な原因分析
- ①映像のポイントを記録
- トラブルが発生したときの映像に対して着目点に「しるし(ログマーカー)」を付けられます。ログマーカーの位置は保存されるので、いつでも該当箇所にジャンプできます。また、このログマーカーは関係者で共有できるので、複数人で同じ着目点を見ながら多角的に解析できます。
- ②映像のポイントを分類して記録
- 記録したログマーカーに対して、重要度や事象の種類に応じて色分けしたり、見返したときにわかりやすいようにコメントが付けられます。解析を効率的に進められます。
- ③複数の映像とデータを見比べて解析
- 映像を確認した後は、その問題を発生させる出力と関連するデバイス、デバイスを変化させるプログラムを追っていきます。各ツールは、時刻で同期、再生速度を変えて目的の瞬間を表示できるため、関連性を維持しつつ変化のポイントを確認しながら詳細に解析を進められます。

データフロー解析
動作が気になるデータ(デバイス/ラベル)を選択することで、選択対象の変化に影響を与える関連データをフロー図で視覚的に表示します。フロー図からプログラムの該当箇所にジャンプするので、原因究明が容易になります。ラダー言語だけでなく、FBD、SFC(Zoom内)、ST言語のプログラムも解析できます。


トラブルの早期解決に役立つメンテナンス機能
GX Works3の診断機能を使用することで、異常箇所を容易に特定できます。システムモニタでは、システムのユニット構成やエラー状態などを確認できます。イベント履歴表示では、各ユニットで発生したエラーや実行した操作を時系列で確認できますので、トラブルシュートに役立ちます。各種ネットワーク診断では、ネットワークの異常箇所をグラフィカルに表示するため、ダウンタイムを短縮できます。

海外でのメンテナンスに役立つ言語切替え
GX Works3は、メニュー表示などの言語を切り替えることができます。また、言語別にコメントを作成でき、表示切替えが簡単です。そのため外国の方がメンテナンスをする場合、母国語コメントに切り替えることでプログラムの内容を理解でき、作業が容易になります。
