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製品について

ご質問内容

  • FAQ番号 : 10621
  • 公開日時 : 2012/02/23 22:38
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昇降運転を行うときの留意点は?

昇降運転を行うときの留意点は?
カテゴリー : 

回答

◆下降時の制動能力と停止時の保持がポイント

台車のような横行運転に比べ、昇降運転の場合は落下という危険な状態を回避
しなければなりません。
このような状況に至らないためには、次の能力や動作の検討が重要です。

(1)下降時の減速停止能力・・・制動トルクの大きさ → 回生オプションの検討

(2)下降時の回生能力・・・・・回生電力の処理能力 → 回生オプションの検討
・落下しようとする負荷を減速停止するので、減速時には大きな制動トルクを
必要とします。
・下降時には減速時だけでなく、一定速時にも『回生状態※』となるので、横
行運転に比べ回生電力が大きくなります。

※回生状態:モータ側からサーボアンプ側に電力(エネルギー)が戻される状態、
モータが発電機の状態になること。

(3)停止時の保持機構・・・・・サーボロック → アンバランストルクの計算
・通電状態での停止時には『サーボロック機能』がありますが、停電などを考慮すると電磁
ブレーキの使用は必須条件です。また、カウンタウエイトが無い時は大きな保持トルクが
必要となります。このため、モータ容量選定時注意が必要です。

(4)停電時の急停止能力・・・・電磁ブレーキ(メカブレーキ)の採用→ 電磁ブレーキの使用

・運転中に停電すると、サーボアンプの制御が停止しダイナミックブレーキが動作し
、モータはサーボロックされずに落下するので、電磁ブレーキにより保持させること
が必要です。
・電磁ブレーキまたはダイナミックブレーキを使用することで急停止を行えま
す。
・サーボアンプの保護機能が動作(アラーム発生)したときも同様な処置が必要です。


◆電磁ブレーキの動作はタイミングが悪いと『停止位置ズレ』が生じる

停電時や保護機能が動作したときを除き、正常な運転の時に停止した場合には、
電磁ブレーキの動作タイミングが重要です。
完全に停止していない状態で動作させたり、保護機能の『サーボロック』をOF
Fしてから動作させると、停止位置のズレが生じます。
サーボアンプには電磁ブレ−キ制御信号(MBR)が用意されており、この信号を
使用することでタイミングがとれます。具体的には停止時は、『電磁ブレーキ動作→
サーボオン信号OFF』のタイミングとなります。
始動時は、『サーボON信号→ブレーキ開放』の手順となります。
製品名
ACサーボ
シリーズ
全て
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