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Factory Automation

よくあるご質問
(FAQ)

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よくあるご質問(FAQ)製品について

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製品について

  • FAQ番号 : 10774
  • 公開日時 : 2012/02/23 22:38
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検出器とはどんなものか?役割は?

検出器とはどんなものか?役割は?
カテゴリー : 

回答

◆目的はモータの回転状態の検出。モータ軸に取り付けて使用。

『エンコーダ』は『検出器』のことを示し、ACサーボに特化するならば、モー
タの回転位置をディジタル信号として検出する装置です。
一般にアナログ形態の出力を発するものを指速発電機(Pilot Generator)『PG』、
ディジタル信号のパルス列として位置を検出するエンコーダ(Encoder)とか
パルス発生器(Pulse Generator)と呼ばれる『PLG』と呼びます。
◆原点復帰不要な絶対値検出器(アブソリュートエンコーダ)
従来のインクリメンタルエンコーダは、停電中に動いた量が解らないために、電源
投入時原点復帰動作が必要でした。ロボットを多数設置すると原点復帰時お互いに
干渉するために、すぐに正規運転に移れるアブソリュートエンコーダ『ABS−PLG』
が使用されるようになってきました。
ABS−PLGは、1回転内の絶対位置検出部と何回転したかをカウントする多回転
検出部があり、このデータは停電時にデータを消失しないようにバックアップしており
動いても正確な位置を記憶するようになっています。

絶対値の検出システムは下記機能にて構成されます。

サーボモータエンコーダ:1回転内絶対位置を検出する
多回転の累積数をカウントする
多回転の累積数を記憶(スーパーコンデンサ 或いは サーボアンプ側のバッテリーにより)

サーボアンプ :原点データを記憶し 電源投入時 現在位置を復元する

コントローラ :現在位置の読み込み

◆信号線が2本のみの画期的なエンコーダがシリアル通信方式

従来の検出器は信号線の本数が多く、かつ配線長にも制約がありますが、
『シリアル通信方式』は絶対位置データをシリアル信号に変換して通信します。
サーボの高応答化、信頼性の確保には必須です。

弊社ACサーボ(MR−H、MR−J2、MR−C)は、この方式を採用しています。


※1 PLG :検出器の種類を表し、パルス信号を出力するものをいう。
※2 シリアル通信:データを2進法(0、1)にして、1ビットずつ順序に伝送する方式。
製品名
ACサーボ
シリーズ
全て
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