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Factory Automation

よくあるご質問
(FAQ)

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よくあるご質問(FAQ)製品について

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製品について

  • FAQ番号 : 11439
  • 公開日時 : 2012/02/27 15:21
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サイクル運転モード、連続運転モード、トルク特性選択

サイクル運転モード、連続運転モードとは何ですか?
カテゴリー : 

回答

PLG付モータをオートチューニングして使用する時に、用途に合わせてサイクル運転モードまたは
連続運転モードを選択して使用します。

1.サイクル運転モード
  高速回転域の短時間最大トルク発生を優先するモードで、全速度領域で短時間最大トルクを
  150%発生することができます。
  ただし、ベクトルインバータの出力電圧が商用電源より低くても1800r/minにおいてモータの
  150%トルクを発生するために、連続運転モードに比べて同一トルク発生時のモータの
  一次電流が大きくなります。よって、モータの温度上昇が高くなるため、100%トルクで
  連続運転することは難しく、50%EDトルク仕様として温度上昇をおさえています。
     このモードは、瞬時トルクが必要な昇降機械などの用途に適しています。

2.連続運転モード
  低速回転域の連続最大トルク発生を優先するモードです。
  100%トルクにて連続運転を可能とするにはモータの温度上昇を規定値内に抑えることが
  必要になります。
  そのために、連続トルク発生時にモータの一次電流がモータ定格電流と一致するように
  励磁分電流とトルク分電流を制御し、モータの一次電流を定格電流以上流さないようにしています。
  この制御により低速では600r/minまで連続運転可能と広い速度領域での連続運転が
  可能となっています。(600r/min以下で100%連続運転が不可能なのは標準モータの
  冷却が自冷ファンで低速域での冷却能力が落ちるからです。)
  しかし、モータの一次電流が定格電流以内になるよう制御すると、ベクトルインバータの
  出力電圧が低いため定格速度付近で電圧不足となり、短時間最大トルク150%を発生することは
  できなくなります。
  このモードは、連続的なトルクが必要なライン制御などの用途に最適です。

図1
製品名
インバータ,マグネットモータドライブ
製品分類
インバータ本体
シリーズ
FREQROL-V200
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