パソコンからの任意の信号（4〜20mA）で同時制御するのであれば、
その信号（4〜20mA）を直列（シリーズ）接続する方法を推奨します。
（他の機器が不要、接続が簡単でシンプルになります。）　
ただしこの場合は、速度指令のみの同時制御となります。

その他の方法として、パソコンから出力される信号（4〜20mA等）を
一旦シーケンサに取り込み、シーケンサからインバータを制御する方法です。
この時は、下記の方法があります。
　1．シーケンサのD／Aカードからのアナログ出力を用いて制御する方法
　2．インバータとシーケンサを接続する専用オプション（FR-A5NC）を用い、
　　　ネットワークで制御する方法
（2．の方がインバータをコントロールする制御線が少なくて済み、
　運転モニタなども簡単です。）

また、別の方法としてパソコンから直接インバータを制御することも可能です。
　パソコンには通常シリアルポートがあると思います。通常はRS-232C規格ですが、
これをRS422（RS485）に変換してFR-A500のPUポートへ接続することにより制御が
可能となります。（FR-A500のPUポートはRS485の通信仕様となっています。）