ここから本文

Factory Automation

よくあるご質問
(FAQ)

Factory Automation

よくあるご質問(FAQ)製品について

  • 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L
  • FAQ番号 : 12753
  • 公開日時 : 2012/02/24 21:21
  • 印刷

漏電遮断器のテストボタン動作確認の法的規制

漏電遮断器のテストボタン動作確認の法的規制はありますか?
カテゴリー : 

回答

漏電遮断器の定期点検に関する法的規制はありませんが、以下のような技術指針が出されています。
ただし、いずれも制定された時期はかなり古い時期です。
−関係する技術指針等−
1. 低圧電路地絡保護指針(日本電気協会1972年)
“適当な時期ごとにテストボタンによる動作確認”をすることになっています。
2. 感電防止用漏電遮断器安全指針(労働省1972年)
外観検査、感度電流、動作時間、絶縁抵抗測定を推奨しており、実施時期は、使用頻度や設置場所などの条件で任意に決めることになっています。また、これら以外にも、感電事故事例や遮断器の必要性について教育を実施することになっています。
3. 感電防止用漏電遮断装置の接続および使用の安全基準に関する技術上の指針(労働省1974年)感度電流、動作時間、絶縁抵抗測定をすることになっており、実施時期は上記と同様、使用頻度や設置場所などの条件で任意に決めることになっています。
4. 漏電遮断器適用指針(電機工業会1985年)
テストボタンによる動作の確認は、
・ はじめての使用開始
・ 転用の場合(レイアウト変更等で結線をやり直した場合)
・ 塵埃・油・煙等が付着した場合
・ 振動・衝撃を与えたとき
・ 長期間(1〜2週間以上)使用せずに、使用を再開した場合
・ その他の場合で、使用条件の悪い場合は月に1〜2回。 使用条件のよい場合は年に1〜2回。
上記のように、法的義務や記録を残す必要も決められていません。弊社として漏電遮断器のテストボタンの動作確認は、1ヶ月に1回程度を推奨しています。
製品名
低圧遮断器
製品分類
漏電遮断器
シリーズ
WS-Vシリーズ
疑問・問題は解決されましたか?

解決されない場合はこちらよりご質問ください。

仕様・機能に関するお問い合わせ

アンケート:
ご意見をお聞かせください

ご意見・ご感想をお寄せください お問い合わせを入力されましてもご返信はいたしかねます