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配電用変圧器

  • FAQ番号 : 16112
  • 公開日時 : 2012/08/30 08:30
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変圧器のインピーダンス

変圧器のカタログの特性保証値にある、短絡インピーダンスとは何ですか。
特性(保証値)では 短絡インピーダンスはではパーセントで、また上限値と下限値の範囲内で表しますが、なぜですか。

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回答

変圧器の二次側を短絡して、一次側から電圧を上げていくと二次側に電流が流れます。この二次側の電流は、一次側の電流に比例します。二次側で定格電流に達したときの一次電圧を定格一次電圧との百分率で表した値を短絡インピーダンスといいます。
JEC 2200、JIS C 4304、およびJIS C 4306では「短絡インピーダンス」と称して、一方の巻線を閉じて他方の巻線端子間で測定され、等価的な星型結線に置き換えたインピーダンスをいい、測定された巻線の基準インピーダンス(= タップ電圧の2乗/定格容量)に対する百分率で表します。

この短絡インピーダンスが大きすぎると電圧変動率も大きくなり、逆に短絡インピーダンスが小さすぎると短絡電流が大きくなります。
変圧器のインピーダンスは励磁電流を計算するとき、励磁突入電流を計算するときも使われるため、それら区別するために「短絡インピーダンス」と呼ばれます。

以前は、「インピーダンス電圧」、「%インピーダンス」、「漏洩(漏れ)インピーダンス」などと呼ばれていました。インピーダンスについては下図のように 抵抗(実部)と、リアクタンス(虚部)をあわせた複素数ベクトルとして表すことができます。
図:インピーダンスの概念

製品名
配電用変圧器
シリーズ
全て
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