- FAQ番号 : 19502
- 公開日時 : 2017/01/16 17:07
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レーザ変位センサの測定モードについて
拡散反射モードと正反射モードの使い分け方を教えてください。
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回答
レーザ変位センサは、一般には、拡散反射モードで使用しますが、鏡面体(金属研磨面)、透明体(ガラス)には正反射を使用します。
拡散反射モードでは、光が全方位に反射されるため、レーザ変位センサを設置する際、出射レーザ光軸と測定したい方向を並行に合わせれば測定できます。
正反射モードでは、光が1方向に反射されるため、レーザ変位センサを設置する際、ワークの反射面を測定したい方向と垂直にを合わせ、かつレーザ変位センサを測定したい方向に対し傾けなければなりません。(傾斜角度は機種ごとに異なります。)角度精度は1度以下の必要があり、設置に注意が必要です。
正反射・拡散反射兼用の各センサヘッドは、本体の下端を合わせることで測定したいモードの設置方向を示すようになっています。