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Factory Automation

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IU2シリーズ

16.原点信号の位相遅れ判定

装置の構成

装置の構成

装置の概要

装置の概要

ブラシレスモータの原点信号の位相遅れ時間を測定し、モータのフィードバック制御の精度を判定します。
原点信号およびU相出力はモータのコントロール回路より出力されます。
原点信号は+4V、20μsパルス幅のパルスです。
U相は、±5V、50Hzの交流信号です。これらの信号をアナログ入力ボードIU2-2EAD-110Hで超高速サンプリングします。
位相遅れの規格が5μs以下なので、10MHz(0.1μs)でサンプリングします。
取り込んだデータから、位相遅れを計算し、波形解析を行います。
立上がり/立下がり検出用のファンクション・ブロック、Average Trigger FBを用いて簡単に計算できます。

処理の流れ

処理の流れ

お客さまの声

お客さまの声

  • 10MHzで高速サンプリングした測定データからの位相遅れ時間は、ファンクション・ブロックを使って簡単に計算できました。
  • モータの性能向上にはコントロール回路(コントロール基板)の制御精度をアップさせることも重要ですが、MELQICがあれば、動作特性が確実に測定できるため、製品の品質作り込みに役立ちました。
  • 超高速サンプリング、波形解析が簡単にでき、メンテナンスも容易ということがMELQIC採用の理由です。