Factory Automation

インバータ FREQROL-D800 シリーズ 脱炭素社会へ

PM駆動によるさらなる省エネの向上を実現

省エネモータ駆動で、脱炭素社会へ貢献

効率クラスIE5モータ駆動NEW

効率クラスIE5モータ駆動で省エネ運転を実現。消費電力量を、当社SF-JR形(効率クラスIE1)モータ比で約9%、SF-PR形(効率クラスIE3)モータ比で約2%削減できます。従来モータと比べて消費電力量およびCO2排出量を削減できます。

消費電力量(MWh/年)およびCO2排出量(t/年)比較

段階的な省エネ化をサポート

高効率モータ駆動Ver.UP

IE3の誘導モータ、PMモータで更なる省エネが実現できます。
インバータとモータの一括更新は不要で「まずはインバータ、次にモータ」と、段階的な置換えが可能となります。

<span>省エネ効果やCO<sub>2</sub>排出量削減効果を可視化</span>

省エネモニタ、CO2排出量モニタVer.UP

操作パネル、出力端子、RS-485通信経由で省電力量の瞬時値や平均値などの省エネ効果が確認できます。
また、出力電力量(CO2排出量)をインバータで測定し、アナログ出力ができるので、電力の積算値を確認できます。*1

  • *1:課金などの証明用計器としての使用はできません。

出力電圧を最適化

適用負荷選択

用途や負荷特性にあった最適な出力特性(V/F特性)を選択することができます。

省エネ低減トルク負荷用(Pr.14=1)

基底周波数以下で出力周波数に対し、
出力電圧が2乗カーブで変化します。

定トルク負荷用(Pr.14=0)

基底周波数以下で出力周波数に対し、
出力電圧が直線的に変化します。

インバータで、一層の省エネ

アドバンスト最適励磁制御NEW

従来の最適励磁制御でのモータ効率はそのままで、始動時に大きなトルクを得る事ができます。面倒なパラメータ調整(加減速時間やトルクブーストなど)をする事なく、短時間で加速し、一定速運転時はモータ効率を最大限に向上させた省エネ運転ができます。
制御モードをアドバンスト磁束ベクトル制御とすることで、アドバンスト最適励磁制御を使用できます。

冷却ファンレス化、PWMファン化NEW

1.5K以下の容量で冷却ファンをなくしました。ファンの寿命を気にする必要がなくなります。
PWMファン化したことにより、ファンの回転数制御ができるようになりました。過負荷時など、冷却が必要な時のみ高速回転となるように設計しており、静音や省エネにつながります。

回生オプションで省エネ

電源回生機能(オプション)

モータが機械を回している力行状態に対し、モータが機械に回され発電機となっている回生状態では、モータからの回生エネルギーを電源側に返すため、省エネになります。
多機能回生コンバータ(FR-XC)を共通コンバータとして使用することで、回生運転時のエネルギーを他のインバータで流用できるため、省エネ運転が実現できます。

省エネ事例