電力管理用計器 自動力率調整装置


自動力率調整装置とは
電力用コンデンサの投入量を自動的に制御し力率の調整を行う機器です。
本機器の仕様により、力率割引による電気料金の低減、電力損失の軽減、進みすぎによる電圧上昇の防止を行えます。
特長


力率計測精度を±5%(従来機種)から±2%に改善しました。


当社独自のコンデンサ容量自動認識機能により、装置のセットアップが簡単です。

自動認識したコンデンサ容量をロックすることもできます。

コンデンサ容量を直接、設定することもできます。



プラス1要素は、電力、無効電力、皮相電力、電流、電圧から選択して表示させることができます。

目標力率、軽負荷遮断電力比率、タイマ時間、制御方式を運転中、常時表示します。
設定値の確認が容易に行えます。

コンデンサの容量値表示によりコンデンサ容量の確認をすることができます。


サイクリック/優先順位/最適制御の3方式から選択できます。

最適制御+サイクリック制御を行うこともできます。
最適制御時に等容量のコンデンサが複数回路ある場合、等容量のコンデンサ間でサイクリック制御を行うことができます。
さらに



12回路制御品のラインアップを追加しました。大規模設備や低圧制御時など、コンデンサ数を多く必要とする場所でも12回路制御までなら1台で対応できます。

2台接続によるサイクリック制御を行うことができます。13回路以上の設備や増設時に本装置を2台使用して2台間でのサイクリック制御を行うことができます。


軽負荷を検出するとコンデンサを自動遮断し、力率の進みすぎを防止します。

外部タイムスイッチの信号で夜間などにコンデンサを遮断し、進みすぎを防止します。

高調波メータリレーの警報信号でコンデンサを遮断し、高調波による直列リアクトルの焼損事故を防止します。
ラインアップ

6回路品
VAR-6A

12回路品
VAR-12A