１．許容瞬停時間内の場合
（１）瞬停時間が２０ｍｓ以内であれば，シーケンスプログラムは通電状態と同様異常
な
　　く動作します。ただし，瞬停時間分だけシーケンスプログラムが停止しますので，
　　スキャンタイムが延びます。
　　瞬停が発生して演算を中断していても，ウォッチドグタイマ（ＷＤＴ）の計測を続
　　行します。
　　例えば，ウォッチドグタイマの設定が２００ｍｓで，スキャンタイムが１９０ｍｓ
　　のとき，２０ｍｓの瞬停が発生するとウォッチドグタイマエラーになります。

２．許容瞬停時間を超えた場合
（１）２０ｍｓ以上であれば，シーケンスプログラムは電源ＯＦＦと同様停止しますが
，
　　復帰と同時にイニシャルスタート（シーケンサのコイルはＯＦＦ，データは０とし
　　た状態）をします。
（２）停電保持されているデバイスは，電源ＯＦＦの前の状態を保持しています。