• FAQ番号 : 13058
  • 公開日時 : 2012/02/24 21:33
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変圧器二次端子の接地について

変圧器二次端子の接地について説明してください。
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回答

一般に低圧電路は変圧器の内部故障または電線の断線等の事故の際に高圧電路との混触を起し、高圧の電気が進入して危険となるおそれがあるため、このような場合の保護の方法として電気設備技術基準では以下のような変圧器の二次端子の接地について既定しています。

(1)高圧または特別高圧から低圧に変圧する変圧器の低圧側の中性点には、B種接地工事を施さなければならない。ただし、低圧電路の使用電圧が300V以下の場合で接地工事を中性点に施し難いときは低圧側の一端子に施してもよい。(電技24条)
(2)低圧から低圧へ変成する変圧器の二次側の電路は非接地を原則とします。ただし、保護装置の確実な動作を図るなど場合は接地も認められます。

製品名
配電用変圧器
シリーズ
全て