- FAQ番号 : 11961
- 公開日時 : 2012/03/21 10:39
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送り現在値と実現在値の相違
送り現在値と実現在値はどう違うのですか?
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回答
送り現在値と実現在値について、下記に示します。
(1)送り現在値
a.サーボプログラムで指定された位置決めアドレス/移動量をもとに、サーボ
アンプへ出力した目標アドレスを表します。
◆定寸送り制御では始動後0から移動量分が格納されます。
◆速度・位置切換え制御では始動時のアドレスから現在値が格納されます。
ただし、始動時のアドレスは、始動時の送り現在値更新要求指令のON/OFF
状態によって異なります。
・送り現在値更新要求指令OFF:始動時にアドレスのクリアをおこない
『0(ゼロ)』にします。
・送り現在値更新要求指令ON :始動時にアドレスのクリアをおこないません。
◆速度制御中は『0(ゼロ)』が格納されます。
b.ストローク範囲チェックは、この送り現在値で行います。
(2)実現在値
a.実際にサーボモータが移動した移動量(フィードバックパルス)より算出し
た、現在値(送り現在値−偏差カウンタ値)を表します。
b.停止状態では、(送り現在値)=(実現在値)
- 製品名
- モーションコントローラ
- シリーズ
- A17□S