GOTから実数(小数点付き)で数値入力し、シーケンサに整数で書き込むには、
[モニタワード演算式]と[書込ワード演算式]の設定が必要です。
(例)GOTで小数点桁数が2桁の値9.95を入力し、シーケンサに995と書き込む
◆SW3NIW-A8GOTP バージョンB以降の場合
1. 数値入力設定ダイアログの[基本設定]タブで以下を設定してください。
(1) [表示形式]:実数
(2) [小数点桁数]:2
2. [データ演算($V,$W)]タブで以下を設定してください。
(1) [モニタワード演算式]:$$/100 ($$はシーケンサに格納されているデータ)
(2) [書込ワード演算式]:$W*100 ($WはGOTで入力したデータ)
◆SW3NIW-A8GOTPのバージョンA以前の場合
1. 数値入力設定ダイアログの[基本設定]タブで以下を設定してください。
(1) [表示形式]:実数
(2) [小数点桁数]:2
2. [データ演算($V,$W)]タブで以下を設定してください。
(1) 正の値を入力時
[モニタワード演算式]:($$+0.001)/100
[書込ワード演算式]:($W+0.001)*100
(2) 負の値を入力時
[モニタワード演算式]:($$-0.001)/100
[書込ワード演算式]:($W-0.001)*100
※演算誤差を補正するために、小数点桁数が2桁の場合は、
上記のように演算式に0.001を加算/減算してください。
0.001を加算/減算しないと、9.95と入力した場合994と書き込まれます。
※小数点桁数が1桁の場合は、0.01を加算/減算してください。
※正の値と負の値の両方を入力する場合は、それぞれの数値入力が必要です。