- FAQ番号 : 13336
- 公開日時 : 2012/03/28 21:15
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サブプログラムでのM9038の使用方法
CPUタイプA3Uメイン/サブプログラムの構成で、サブプログラム内でM9038でDデ
バイスのデータセットやコイルをONするプログラムを作成しました。
演算を実行したとき,そのDデバイスやコイルがONしませんでした。なぜでしょうか?
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回答
CPUをRUNしたときは必ずメインプログラムを実行します。
メインプログラムの最後でCHG命令を実行してサブプログラムに切り換えるとき,CPU
はEND処理を実行します。
END処理後サブプログラムを実行しますが,END処理を実行したということはその時点
で1スキャン目完了となりM9038はOFFします。
CPUから見た場合サブプログラムは2スキャン目となりますのでM9038はすでにOF
Fしているため命令はOFF演算となりDデバイスの値変化やコイルのONはされません。
サブプログラムでM9038相当の処理を行ないたい場合は,サブプログラムの先頭に
M9036またはM9039でPLS接点を作り,このPLS接点をM9038相当として
使用してください。
- 製品名
- MELSEC-AnS/QnASシリーズ
- 製品分類
- AnN, AnA, AnU, A2US, Q(Aモード)
- シリーズ
- CPU