拡張モード*1を有しているチャンネル間絶縁ディジタル-アナログ変換ユニット(Q62DA-FG、 Q66DA-G)で、PX Developerのタイトシャット/フルオープン機能によりフルオープン出力値、タイトシャット出力値を出力する方法を以下に示します。
*1 通常の4~20mA、1~5Vのレンジ設定に比べて、出力可能範囲を広くとれるレンジ設定
◆2自由度型高機能PID制御M_2PIDH_(T_) によるQ62DA-FGを使用する設定例
(1)PCパラメータでQ62DA-FGを拡張モードに設定します。
(2)FBプロパティページで、フルオープン出力値、タイトシャット出力値を設定します。
※拡張モードを持たないユニットでタイトシャット/フルオープン機能を使用する方法は、「PX Developerプログラミングマニュアル」の付録を参照ください。
ただし、4~20mA、 1~5Vを基準とした場合、0~20mA、0~5Vの出力レンジ設定では、上限側は100%(20mA、 5V)までしか出力できないため、タイトシャット(MVリバースが有効な場合はフルオープン)のみの実現となります。