• FAQ番号 : 10580
  • 公開日時 : 2012/02/23 22:38
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絶対位置検出システム時の押し当て式原点復帰の原点設定

絶対位置検出システム時、押し当て式原点復帰で、ストッパの手前に原点を設定したい。
どのようにすれば良いですか?
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回答

押し当て式原点復帰とは、ストッパーに当ててトルクがかかっている状態(トルク制限中)でないと、原点セットされない
ため、原点は必ずストッパーの位置になります。
 このとき、Pr.10(原点アドレス)にアドレスを設定すれば、ストッパーよりPr.10に設定した分手前に「0」の位置がセ
ットされることになります。
たとえば、Pr.10=−3.0mmとして押し当て式原点復帰を行った場合、ストッパーの位置が−3.0mm、ストッパーよ
り3.0mm手前が「0mm」の位置となります。
絶対位置指令の位置決め運転をされる場合は、常に0を基準として運転しますので、上記の原点セット方法で、運転
は可能になります。
 ただし、自動原点復帰を行うとき、0mmの位置ではなく、ストッパーの位置(原点セットした位置)まで戻ってしまいます
ので、ご注意下さい。

 もし、原点セットする位置をストッパーの手前にセットされたい場合は、 データセット式原点復帰にて行ってください。
製品名
ACサーボ
製品分類
1軸アンプ内蔵コントローラ
シリーズ
MR-H