- FAQ番号 : 10842
- 公開日時 : 2012/02/23 22:38
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電源側に接続する力率改善リアクトルの使用事例を知りたい
電源側に接続する力率改善リアクトルの使用事例を教えてください
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回答
『力率改善リアクトル』は以下の効果があります。
(1)突入電流の抑制
(2)電源容量の低減効果
(3)周辺機器(ブレーカ)の容量低減効果
(4)ACサーボが発生する『高調波』の低減効果
(5)電源歪みの影響(サーボが受ける)低減効果
(注)突入電流:
電源を投入すると、サーボアンプ内の平滑用コンデンサを充電する過大な突入電流
が短時間流れます。突入電流の大きさは、電源トランスの容量が大きくなるほど、
電源線が短くなるほど、大きくなります。
力率改善リアクトルの使用条件としましては、トランス容量500KVA以上で電
源線の長さが10m以下の場合が目安です。