• FAQ番号 : 10852
  • 公開日時 : 2012/02/23 22:38
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オートチューニングが使用できない場合の条件を詳しく知りたい!

MR−HとMR−J2サーボ取扱説明書に記載してあるオートチューニング選択は、
(1)位置制御で補間軸制御など使用時のオートチューニング有効
(2)通常オートチューニング有効
(3)オートチューニング無効(オートチューニングを行わない)
(1)と(3)の条件について詳しくしりたい。
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回答

(1)位置制御で補間軸制御など使用時のオートチューニング有効の
場合は、円弧補間、直線補間制御で運転する用途に適用します。
また、この設定にした場合の各種ゲインは、モデルループの
位置ループゲインPG1と速度ループゲインVG1は固定(マニュ
アル設定可能)になり,実ループの位置ループゲインPG2と速度
制御ゲインVG2および速度積分補償VIC値は、オートチューニン
グが有効となり負荷にあった条件でゲイン値が自動設定されます。

(3)オートチューニング無効(オートチューニングを行わない)の設定に
する場合の条件は、

・モータの加減速時間が5秒以上の設定にする場合の用途
・モータの回転速度を大半500r/min以下で運転する場合

などの用途では、オートチューニング無効の設定にし、各種ゲイ
ンをマニュアル設定します。
(2)一般的に(1)と(3)に該当しない用途では、通常オートチューニング
有効にし各種ゲインを自動設定とします。
製品名
ACサーボ
シリーズ
全て