• FAQ番号 : 10862
  • 公開日時 : 2012/02/23 22:38
  • 印刷

サーボシステムを構築するときの留意点は?

サ−ボシステムを構築する上での留意点は何ですか.
カテゴリー : 

回答

(1)機械側の剛性に要注意
:機械構造が貧弱ですと、加速や減速時に振動が発生(ハンチング現象)することが
あります。万一振動が発生したら 加減速時間を長くしたり 位置決め時間を小さく
するなどの 振動回避の対応が必要となります。

(2)減速機構のプーリに要注意
:Vベルトを使用した減速機構を設けている場合は、ベルトの部分で『滑り』が
生じますので、タイミングベルトや減速機を使用することが必要です。

(3)慣性の大きさに要注意
:サーボは負荷の慣性に敏感です。負荷の慣性が必要以上に大きいと、
不安定な運転となります。

(4)振動に要注意
:検出器を内蔵するサーボモータは振動には弱く 振動低減対策が必要です。

(5)モータとサーボアンプの配線長に要注意
:検出器を 使用するサーボモータには距離の制約があります。
標準仕様では最大配線距離は 50mです。
製品名
ACサーボ
シリーズ
全て