- FAQ番号 : 11696
 
      - 公開日時 : 2012/02/27 15:21
 
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定速時過電流(OC2)動作の原因は?
    
      18.5KwのクーリングタワーファンモーターにFREQROL-A100(18.5Kw)を使用していますが、
OC2が頻繁に発生するようになりました。機械的に減速機、ファンに問題は無い様です。
モーターの絶縁も良くインバータの清掃、盤内の冷却もしてみましたが変わりません。
電源側の電圧も安定しています。
他にどんな原因がありますか?
    
  
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    回答
  
    第一に、主回路電解コンデンサの容量減少が考えられます。
通常電解コンデンサの平均交換年数は5年ですが、高温かつ100%に近い負荷でインバータを
運転されますと、通常よりもコンデンサの容量減少が速くなります。
主回路電解コンデンサの容量が減少しますと出力電流が増加しますので、
その結果、OC2にいたったと考えられます。
インバータの電流モニタ、もしくは実測で、出力電流が大きくなっていることを確認して頂きましたら、
システムサービスにて部品の点検・交換を行って頂きたく存じます。
ただし、出力電流が急変しているようでしたら、負荷側の問題でOC2が発生しているとことが
考えられますので、負荷側をもう一度チェックして頂きたく存じます。
  
    
      
        - 製品名
 
          - インバータ,マグネットモータドライブ
 
      
      
        - 製品分類
 
          - インバータ本体
 
      
      
        - シリーズ
 
          - FREQROL-A100