- FAQ番号 : 11953
- 公開日時 : 2012/03/21 10:39
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同時始動(START命令)で同時始動できるプログラム数は?
同時始動(START命令)を使って、同時始動できるプログラム数は?
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回答
同時始動(START命令)の制御内容は、下記のようになっています。
【制御内容】
(1)指定されたサーボプログラムの同時始動を行います。
(2)同時始動(START命令)を除く、サーボプログラムを指定できます。
(3)サーボプログラムは、最大3プログラムまで指定できます。
(4)始動後の各軸の制御は、指定されたサーボプログラムで行います。
【注意事項】
(1)始動時にチェックを行い、下記の場合はエラーとなり始動しません。
・指定したサーボプログラムが存在しない。
・指定したサーボプログラムにSTART命令が設定してあった。
・指定したサーボプログラムの始動軸が重複している。
・エラーで始動できないサーボプログラムがあった。
(2)START命令で指定するサーボプログラムno.は、間接指定できません。
(3)START命令で指定したサーボプログラムが、『定寸送り制御』または『速度
位置切換え制御』の場合は、他の位置制御/速度制御より、最大で1秒始動
が遅れることがあります。
【SVST命令のポイント】
同時始動(START命令)を始動させるシーケンスプログラムの『SVST命令』では、
同時始動する軸の全てを指定する必要はありません。
同時始動する各サーボプログラムの使用軸のうち1軸分の軸no.を『SVST命令』
で指定します。
例えば、下記条件で軸1、軸2、軸3、軸4の同時始動を行う場合、
(1)指定サーボプログラム数とプログラムno.
(a)指定プログラム数:3
(b)指定プログラムno.:no.1(軸1、軸2・円弧補間制御)
no.14(軸3 ・ 速度制御 )
no.45(軸4 ・原点復帰制御)
(2)同時始動用プログラムno.:no.121
SVST命令は、[SVST J1J3J4 K121]と記述すればよいのです。
([SVST J1J2J3J4 K121]としても構わない。)
- 製品名
- モーションコントローラ
- 製品分類
- 搬送・組立用
- シリーズ
- A17□S