ユーザプログラムでソケット通信(TCP/UDP)を大量に行っていると,通信が行えない場合があります。
例えば,UDP送信の場合,sendto関数は正常終了しますが,送信先にデータが届きません。
ネットワークリソースの使用状況を確認し,枯渇している場合は同時にソケット通信を行うタスク数を減らしてください。
ネットワークリソース使用状況の確認には,次の関数を用います。
・netStackSysPoolShow()
・netStackDataPoolShow()
上記関数をShellから実行すると,実行時のネットワークリソースが表示されます。
これが枯渇している場合,emptyの項目がカウントアップされます。