ヒューズ無し負荷開閉器を負荷開閉器として使用する場合、定格短時間耐電流(実効値)と定格短絡投入電流(波高値)の両方の性能を満たす必要があります。
ヒューズ無し負荷開閉器を断路器として使用する場合、定格短時間耐電流(実効値)のみを満足すれば使用できます。それぞれの定格事項の意味は以下のとおりです。
定格短時間耐電流(実効値):閉路状態の開閉器に通電しても異常が認められない電流値と時間の限度
定格短絡投入電流(波高値):回路が短絡状態で負荷開閉器を閉路しても異常なく閉路可能な電流値の限度