- FAQ番号 : 11596
- 公開日時 : 2012/02/27 15:21
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インバータの電流特性ついて
汎用及びベクトルインバータのモータ電流は60Hz以下では定トルクで使用する場合、
電流とトルクは比例すると思います。
60Hz以上は低減トルクになりますが、トルクと電流の関係はどの様になりますか?
(60Hz以上の場合のモータ電流値を知りたいため)
また、ベクトルインバータと汎用インバータについてそれぞれ教えて下さい。
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回答
一般的に言うと T(トルク)、K(定数)、V(電圧)、I(電流)、F(周波数)で表すと
T=K×(V/F)×I で表されます。
60Hzまでは(V/F)が一定なので、電流とトルクは比例関係にあります。
60Hzを越えてからは V(電圧)が一定になるので定出力領域となり
トルクを一定にしようとすると F(周波数)に応じて電流を増やしてやる必要があります。
言い換えると60Hzを越えたところからのトルクは、周波数に反比例して
低下していくことになります。
(具体的に、60Hzから80Hzに周波数が上昇したときは、(80/60) 分だけ
電流を増加させないとトルクが一定になりません。)
ベクトルインバータのモータについては、汎用とほぼ同じです。
- 製品名
- インバータ,マグネットモータドライブ
- 製品分類
- インバータ本体
- シリーズ
- FREQROL-V200