OVRD(オーバーライド)は全ての補間命令に対して有効です。
運転の、全体速度(最高速度)に対する割合を設定します。
T/B(もしくは操作パネル)の「オーバーライド設定値 × プログラム記述のオーバーライド値」が動作時のオーバーライドになります。
例)T/Bのオーバーライド表示が70%、プログラム中にOVRD 80が書かれている場合には実行時のオーバライドは56%となります。
SPD(スピード)
Mvs Mvr命令に対して有効な速度設定となります。単位はmm/secです。
T/B(もしくは操作パネル)の「オーバーライド設定値 × プログラム記述のオーバーライド値 × プログラム記述のSPD命令値」が動作時の速度になります。
例)T/Bのオーバーライド表示が100%、プログラム中にOVRD 80,SPD 50が書かれている場合にはMvs(Mvr)命令実行時の速度は40mm/secとなります。