GOT起動時にGOTの内部デバイスGB40(常時ON)がONするため、
プロジェクトスクリプト機能とデバイスデータ転送機能を使用して、
シーケンサのデバイス値をGOTの内部デバイスに格納できます。
GT Designer3で設定してください。
◆GT Designer3 (GOT2000) Version1.100E以降の場合、
GT Designer3 (GOT1000) Version1.00A以降の場合
デバイスデータ転送で使用するトリガデバイスにGB40を設定できないため
GOTの内部デバイス(下記の例ではGD1000)をトリガデバイスにして
デバイスデータ転送を行います。
1. デバイスデータ転送機能で、シーケンサのデバイス値をGOTの内部デバイスに転送。
(1) [共通の設定]-[デバイスデータ転送]-[新規作成]で、デバイスデータ転送を作成。
(2) [基本]タブ
トリガ種別:立上り
外部制御デバイス:GD1000(bit0がトリガデバイス)
(3) [デバイス]タブ
転送元デバイス(シーケンサのデバイス)、転送先デバイス(GOTの内部デバイス)を設定。
2. プロジェクトスクリプト機能で、GOT起動時にデバイスデータ転送のトリガデバイスをON。
(1) [共通の設定]-[スクリプト]-[スクリプト]-[プロジェクト]タブの[追加]でスクリプトを作成。
・トリガ種別:立上り
・トリガデバイス:GB40
・スクリプトプログラム:[b:GD1000.b0]=ON;
※GB40の代わりにGS0.b4(常時ON)も使用できます(GT21を除く)。