• FAQ番号 : 12018
  • 公開日時 : 2012/03/14 19:52
  • 更新日時 : 2024/05/10 09:33
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ロボットコントローラのオーバーライドとプログラム内の速度設定の関係

回答

OVRD(オーバーライド)は全ての補間命令に対して有効です。
運転の、全体速度(最高速度)に対する割合を設定します。
T/B(もしくは操作パネル)の「オーバーライド設定値 × プログラム記述のオーバーライド値」が動作時のオーバーライドになります。
例)T/Bのオーバーライド表示が70%、プログラム中にOVRD 80が書かれている場合には実行時のオーバライドは56%となります。
 
SPD(スピード)
Mvs Mvr命令に対して有効な速度設定となります。単位はmm/secです。
T/B(もしくは操作パネル)の「オーバーライド設定値 × プログラム記述のオーバーライド値 × プログラム記述のSPD命令値」が動作時の速度になります。
例)T/Bのオーバーライド表示が100%、プログラム中にOVRD 80,SPD 50が書かれている場合にはMvs(Mvr)命令実行時の速度は40mm/secとなります。
製品名
産業用ロボット、協働ロボット
シリーズ
FRシリーズ, CRシリーズ, ASSISTAシリーズ, Fシリーズ, その他