• FAQ番号 : 14616
  • 公開日時 : 2012/03/28 21:15
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MELSECNET/10のシーケンススキャンへの影響

回答

MELSECNET/10で、B/W全エリア8192点とSB/SWの全エリアをすべて
リンクリフレッシュした場合、リンクリフレッシュ時間は約46msになります。
シーケンススキャンタイムは,プログラムの演算時間とEND処理時間を合計したものです

リンクリフレッシュはEND処理時に行ないますので、END処理時間が延びトータルとし
てシーケンススキャンタイムが延びることになります。

シーケンススキャンタイムを短くするには、以下の方法にてリンクリフレッシュ時間を短く
する必要があります。
(1)リンクパラメータのリフレッシュ範囲設定を必要最小限にする。
(2)管理局の共通パラメータで各局送信範囲をあまり余分に設定しない。
(3)各局の設定に空きを作らない。(例えは、1局目にB00〜FF、2局目にB200〜2F
Fを割り付けた場合、100〜1FFはリンクとしては未使用ですが、リフレッシュ範囲は
00〜2FFとなり余分な時間が発生します。)
製品名
ネットワーク関連製品
製品分類
AnN, AnA, AnU, AnS, A2US, QnA, Q2AS, Q4AR, Q(Aモード)
シリーズ
MELSECNET/10