変圧器の効率は出力の入力に対する比で求められます。
ほとんどの機種で96%以上と電気機器のなかでは最も高効率ですが、扱う電力の大きさから効率の向上による省エネルギー効果も大きくなるため、変圧器の省エネ化が進められています。
計算例 単相75kVA、無負荷損 135W、負荷損 920W の変圧器の 80%負荷時の効率は次のとおりになります。
出力 75 × 103 × 0.8 = 60 × 103 [W]
負荷損 920 × 0.82 = 588.8 [W]
無負荷損 135 [W]
効率 ≒ 上記の式より 98.81 [%]