PWMとは、Pulse Width Modulationの略で、
トランジスタのスイッチングパルス幅を可変する方式です
。
出力波形の1サイクル中に多数のパルス列を作り、そのパルス幅の
平均電圧が正弦波状に出力されるよう制御する方式です。
PWMインバータによる電圧調整の原理を示します。
図において三角波形の変調波と正弦波形の信号波を比較します。
信号波が三角波より大きいときを正論理として、トランジスタを
スイッチングします。このスイッチングによって、相間電圧は
パルス幅の平均電圧が正弦波状に変調された出力電圧となります。
この制御によりインバータで周波数、電圧の制御が可能となります。
図1