トラッキング転送機能は、1回(1スキャン)で最大100kワードまで転送できます。
100kワードを超えるトラッキングを行う場合、複数ブロックに分けて転送します。
以下はファイルレジスタ130kワードを2ブロックに分けてトラッキングする例です。
二重化パラメータのトラッキングデバイス設定で、下図のとおりデバイス詳細設定を選択し、トラッキングブロックの1ブロックが最大100.0kワード以下、且つ、1つのデバイス範囲設定が最大32kワード以下になるように設定します。
トラッキングブロックNo.2に残りの30kワード分も設定し、トラッキング転送トリガ(SM1520及びSM1521)を各スキャンで順次ONするプログラムを作成します。
※トラッキング点数が増えるとスキャンタイムが延びます。
トラッキング転送によるスキャンタイムの延び時間や、トラッキング転送トリガをONする方法など、トラッキング転送機能の詳細は「QnPRHCPUユーザーズマニュアル(二重化システム編)」を参照ください。