• FAQ番号 : 45002
  • 公開日時 : 2025/04/14 19:39
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最大合成速度の値について

総合カタログを見ると、最大合成速度が「11064mm/s」となっていますが、取説「機能と操作の詳細解説(BFP-A3477)」のSPD命令項を見ると、速度の指定範囲の最大値が「10000mm/s」となっています。
どうして値が違うのですか。

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回答

カタログ記載の最大合成速度(11064mm/s)は、各関節が同時に関節補間で動作した場合に制御点にて発生しうる動作速度となります。
取説「機能と操作の詳細解説」のSPD命令項に記載の最大値「10000mm/s」は直線補間や円弧補間時の制御点での動作速度となっており、最大値10000mm/sが設定可能ですが、「10000」を指定した場合、実際に10000mm/sの速度で動作するのでは無く、その時にロボットが出しうる最大速度での動作となります。
またこの場合、ロボットの姿勢によって最大速度が異なるため、線速は一定とはならない可能性があります。

製品名
産業用ロボット、協働ロボット
シリーズ
FRシリーズ, CRシリーズ, ASSISTAシリーズ, Fシリーズ