• FAQ番号 : 14369
  • 公開日時 : 2012/03/28 21:15
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プログラミングユニットによる命令の導通状態チェック

プログラミングユニットで命令の導通状態をチェックしましたが,導通状態のON/
OFF表示の見方がよくわかりません。
命令の導通状態チェック機能は,どのようなときに使えばよいのですか。
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回答

シーケンスプログラム各ブロックの,最後の命令を実行(導通状態)しているか否かを
プログラミングユニットで,チェックしたいときに使用してください。
チェック例は,次のとおりです。

(1)ブロックの最後の命令がシーケンス命令のとき
   出力命令(OUT,SET,・・・)の実行状態をチェック。
   (指定しているデバイスのON/OFF状態もチェック可能。)

(2)ブロックの最後の命令が基本命令のとき
   算術演算・変換・転送命令(+,*,BIN,BCD,CALL,・・・)など
   の実行状態をチェック。
   (指定しているデバイスの値も,10/16進数でチェック可能。)

(3)ブロックの最後の命令が応用命令のとき
   シフト・データ処理・バッファメモリアクセス命令(SFR,SUM,FROM
   ,TO,・・・)などの実行状態をチェック。
   (指定しているデバイスの値も,10/16進数でチェック可能。)

《補足説明》
プログラミングユニットは,次のようなチェック要因をもとに,ブロックごとに命令の
導通状態をチェックし,表示器に表示している各命令の左側へチェック結果を表示しま
す。
(1)先頭の命令から,表示している命令までの導通状態。
(2)各AND/ORブロック内での,LD命令から表示している命令までの導通状態
   。
(3)各AND/ORブロックにおいて,そのブロック全体での導通状態。
(4)先頭の命令から,表示しているブロックまでの導通状態。

《注意事項》
プログラミングユニットを接続しているシーケンサCPUがA0J2CPU,A3HC
PU,AnACPUのときは,命令の導通状態をチェックすることができません。

《備考》
命令の導通状態をチェックしたときの,ON/OFF表示の見方については,各機器の
オペレーティングマニュアルを参照してください。
製品名
MELSEC-AnS/QnASシリーズ
製品分類
A0J, A2C, AnN, AnA, AnU, AnS, A2US
シリーズ
周辺機器