RAMP命令は、実行完了まで次のような計算方法で処理します。
現在値=((最終値−初期値)/指定移行回数)*実行回数+初期値
したがって、残りの回数と残りの値での計算ではありません。
例)初期値10・最終値100・回数6のとき3回目で最終値を200に変更したとき。
変更しなかった場合
1回目:((100−10)/6)*1+10・・・25
2回目:((100−10)/6)*2+10・・・40
3回目:((100−10)/6)*3+10・・・55
4回目:((100−10)/6)*4+10・・・70
5回目:((100−10)/6)*5+10・・・85
6回目:((100−10)/6)*6+10・・100
変更した場合
1回目:((100−10)/6)*1+10・・・25
2回目:((100−10)/6)*2+10・・・40
*最終値を100→200に変更
3回目:((200−10)/6)*3+10・・105
4回目:((200−10)/6)*4+10・・136
5回目:((200−10)/6)*5+10・・168
6回目:((200−10)/6)*6+10・・200
*数値の間隔が一定でないのは端数処理のためです。
最終値を途中で小さい値に変更したときは、現在値が一旦小さくなることがありますので注
意が必要です。