よくあるご質問
(FAQ)
よくあるご質問(FAQ)製品について
製品について
MP11Aから遮断器の投入/開放操作を行っても遮断器が動作しない
MP11AのCB-ON/OFFボタンや、汎用入力、伝送から遮断器の投入(入)/開放(切)操作を行っても、
遮断器が動作しない。
MP11A単品で確認したところ、CB-ON、CB-OFF接点が動作しない。
- カテゴリー :
-
- 製品について > 高圧配電制御機器 > 保護継電器 > マルチリレー(MP11A)
回答
遮断器のグリースが固化・固渋している状態で、MP11Aから遮断器の操作を行うと、
MP11Aの接点が溶着することがあります。下の【接点溶着までの流れ】を参照ください。
一度接点が溶着すると、復旧することはできません。またMP11Aの基板も焼損していることが多く、
修理も困難です。
遮断器のグリースが固化・固渋しないよう、定期的なグリースの注油をお願いします。
【接点溶着までの流れ】
①MP11Aの操作により、CB-ONまたはCB-OFF接点が動作する。
②遮断器の投入コイル(または引外しコイル)に制御電流が流れる。
③グリースが固化・固渋しているため、遮断器の操作機構が動作しない。
④遮断器の52接点が動作しないため、制御電流が遮断されない。
⑤制御電流が流れている状態で、MP11AのCB-ONまたはCB-OFF接点がOFFの状態に戻ろうとする。
⑥遮断器の制御電流は、CB-ON/CB-OFF接点の開容量(DC110V, 0.3A)以上であり、この電流を
遮断しようとするため、CB-ONまたはCB-OFF接点が溶着する。
- 製品名
- MP11(MP11)
- シリーズ
- マルチリレー