マニュアルでは「設定できる」となっているデバイスが画面作成ソフトウェアから選択できない場合、
設定できないデータ形式を選択していることが考えられます。

1. ビットランプ、ビットスイッチ、データ形式「符号付きBIN16」の数値表示などに
　 「ダブルワードデバイス」を選択しようとしている。
　 ・[接続機器の設定]で[CH1：MELSEC iQ-R, RnMT/NC/RT, CR800-D]を設定している場合
　　 LTN(ロングタイマ(現在値))、ALD(寿命診断)など
　 ・[接続機器の設定]で[CH1：MELSEC iQ-F]を設定している場合
　　 LCN(ロングカウンタ(現在値))、TMI(テスト運転時入力信号(テスト運転用))など

2. データ形式「符号なしBIN16」の数値表示などに「ビットデバイス」を選択しようとしている。
　 ・[接続機器の設定]で[CH1：MELSEC iQ-R, RnMT/NC/RT, CR800-D]を設定している場合
　　 SP(サーボ要求)など

ビットデバイスの中には、ビットランプ、ビットスイッチ以外のオブジェクトでデータ形式(デバイス形式)「ビット」以外の
場合でも設定可能なデバイスが存在します。

数値表示などで「ダブルワード」デバイスを選択するには、データ形式を「符号付きBIN32」
または「符号なしBIN32」に設定した後デバイスを選択してください。
(例) 数値表示にFX5CPUのLCNデバイスを設定する。
　　◆GT Designer3 (GOT2000) Version1.126G以降の場合
　　　図1


デバイスの種別については、下記を参照してください。
GT Designer3 (GOT2000) 画面設計マニュアル (SH-081219-Z)
「12.2章 各接続機器のデバイス範囲と設定」