よくあるご質問
(FAQ)


よくあるご質問(FAQ)製品について

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ACサーボモータの同期形と誘導形の違いは?
ACサーボモータの同期形と誘導形の違いは?
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回答
◆永久磁石の有無が大きな違いです。
回転子に永久磁石を使用したものを『同期形(SM形)』、永久磁石を使わずに
汎用モータと同様な構造のものを『誘導形(IM形)』と呼びます。
一般には大容量には誘導形、小・中容量には同期形が採用されています。
このような分け方の最大の理由は、製造上の問題とトルク特性および小形化の
項目があります。
永久磁石を使用するとモータの効率が良く、発熱が低減されますので小形化し
やすく、かつ高トルクを得やすくなります。反面、容量が大きくなるにつれ永久
磁石のサイズも大きくなり、回転子に取付けた時の機械的強度など製作上の制約
や価格の問題が生じます。
◆停電時でも急停止が可能な同期形モータ
インバータや誘導形サーボモータは停電が生じるとモータを停止する制御がで
きなく、モータは自然停止(フリーラン停止)の状態となるため暴走の危険があり
一般にはこの対策として機械式のブレーキ(電磁ブレーキ)を採用します。
同期形は永久磁石の効果(磁石のエネルギー利用)で、停電時にはモータを発電機
の状態にして急停止の制動(発電制御)を行うことができます。ただ、安全度を配
慮した使い方をする時には、停止後の保持のため機械式ブレーキ(電磁ブレーキ)
の併用が必要です。
回転子に永久磁石を使用したものを『同期形(SM形)』、永久磁石を使わずに
汎用モータと同様な構造のものを『誘導形(IM形)』と呼びます。
一般には大容量には誘導形、小・中容量には同期形が採用されています。
このような分け方の最大の理由は、製造上の問題とトルク特性および小形化の
項目があります。
永久磁石を使用するとモータの効率が良く、発熱が低減されますので小形化し
やすく、かつ高トルクを得やすくなります。反面、容量が大きくなるにつれ永久
磁石のサイズも大きくなり、回転子に取付けた時の機械的強度など製作上の制約
や価格の問題が生じます。
◆停電時でも急停止が可能な同期形モータ
インバータや誘導形サーボモータは停電が生じるとモータを停止する制御がで
きなく、モータは自然停止(フリーラン停止)の状態となるため暴走の危険があり
一般にはこの対策として機械式のブレーキ(電磁ブレーキ)を採用します。
同期形は永久磁石の効果(磁石のエネルギー利用)で、停電時にはモータを発電機
の状態にして急停止の制動(発電制御)を行うことができます。ただ、安全度を配
慮した使い方をする時には、停止後の保持のため機械式ブレーキ(電磁ブレーキ)
の併用が必要です。
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- ACサーボ
- シリーズ
- 全て