電力量計が1kWh(PT、CTの二次側)計量したときに出力するパルス数を表します。 単位は「pulse/kWh」です。 ※PTは計器用変圧器です。 CTは変流器です。 詳細表示
電力量計の計量装置は5桁だけです。したがって、計器用変成器の合成変成比が大きいと、計量値のオーバフローが早まります。 これを回避するために、乗率が設けられています。 計量値を読むときは、5桁の計量値に乗率を必ず乗じてください。 乗率区分は、全負荷電力で連続計量させても、1ヶ月で計量装置が1回転しないように決められ... 詳細表示
変流器(CT)の誤差保証範囲は、「定格負担の25%~100%」の範囲です。 (例えば定格負担15VAの場合、誤差保証範囲は3.75VA~15VAとなります。) 使用負担(計器類とリード線の合計負担)が、「定格負担の25%~100%」となるように定格負担(5VA、15VA、40VA)を選定してください。 詳細表示
変成器付計器の場合の乗率は次の3種類があります。 (1)10の整数べき倍 (2)1/10合成変成比倍 (3)合成変成比倍 例)6600/110V、200/5Aの場合、それぞれの乗率は以下の通りです。 合成変成比=(6600/110)×(200/5)=60×40 ... 詳細表示
一般に負荷電流の1.5倍程度とし、JISまたはJEC規格に定められた値の中から選定します。 詳細表示
1パルスがPT・CTの一次側で実際何kWhに相当するかを表しています。 ※PTは計器用変圧器です。 CTは変流器です たとえば100kWh/pulseとは1パルスがくると、PT・CTの一次側で100kWhの電力量が使用されたことを表します。 詳細表示
電力量計の乗率を求め方は以下の通りです。 手順1:全負荷電力を求めます。 ※全負荷電力の算出式 (1)単相2線回路 ・・・ (VT一次電圧)×(CT一次電流) (2)単相3線回路 ・・・ 2×(定格電圧)×(CT一次電流) ※定格電圧は、相電圧(100/200V回路のとき、相電圧は100V)を用いること。... 詳細表示
VT・CT・VCTの二次側(低圧用は除く)は接地が必要です。 (1)特別高圧計器用変成器 ・・・ A種接地工事 (2)高圧計器用変成器 ・・・ D種接地工事 (3)低圧計器用変成器 ・・・ 接地工事不要 ※(3)の低圧において接地が不要となる理由は電気設備基準の解釈第13条の記載によります。... 詳細表示
確度階級とは、指定された使用状態の下で、規定の限度内の誤差をもつVT・CTに割り当てられた階級です。 (例)1.0級→±1%誤差 詳細表示
単独計器の場合は、表示値をそのまま読みます。(例:表示値「12345.6」であれば、12345.6kWh) 変成器付計器の場合は表示値に乗率(表示値の上部に「×10」などと表示している乗数)を掛けて読みます。(例:表示値「12345.6」、乗率「×10」であれば、123456kWh) 詳細表示
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