よくあるご質問
(FAQ)
よくあるご質問(FAQ)製品について
- 製品について > 制御機器 > シーケンサ MELSEC > MELSEC-AnS/QnASシリーズ > A1SD51SからCPUデバイスの読出し/書込みタイミング
製品について
MELSEC-AnS/QnASシリーズ
A1SD51SからCPUデバイスの読出し/書込みタイミング
A1SD51Sを使用し,シーケンサCPUのデバイスに格納されている1ワード
の
データを計算処理して指定デバイスに値を返そうと考えています。
このときシーケンサCPU側の読出し/書込みのタイミングに対して何らかの同期を
取る必要があるでしょうか。?
A1SD51SからのシーケンサCPUへのデータアクセスのタイミングを教えてくだ
さい。
またシーケンサCPUの立ち上がり命令(***P命令)との同期方法も教えてくださ
い。
の
データを計算処理して指定デバイスに値を返そうと考えています。
このときシーケンサCPU側の読出し/書込みのタイミングに対して何らかの同期を
取る必要があるでしょうか。?
A1SD51SからのシーケンサCPUへのデータアクセスのタイミングを教えてくだ
さい。
またシーケンサCPUの立ち上がり命令(***P命令)との同期方法も教えてくださ
い。
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回答
A1SD51SによるシーケンサCPUのデバイスデータの読出し/書込みは,
PCRD/PCWTコマンドで行います。
1.上記コマンドでは下記タイミングでシーケンサCPUとの交信を行います。
(1)AnS(H)CPU
・A1SD51Sからの読出し要求(PCRD実行)があった場合は,要求のあっ
た時点で
指定デバイスデータの読み出しを行います。
・A1SD51Sからの書込み要求(PCWT実行)があった場合は,END処理
で指定
デバイスに書き込みます。
(2)A2US(H)CPU
・A1SD51−S3からの読出し/書込み要求があった場合は,END処理で指定
デバイスからの読出し/書込みを行います。
2.A1SD51−S3からシーケンサCPUのデータの読出し/書込みを行う場合は
,
次のようなインタロックが必要です。
(1)シーケンサCPUでデータを書き込んだとき内部リレーをONし,A1SD51
はその
内部リレーのONでデータの読み出しを行う。
読出し後,ONしている内部リレーをA1SD51−S3からOFFする。
(2)シーケンサCPUでA1SD51−S3が書き込んだデータを使用する場合は,
A1SD51−S3がデータを書き込んだ後,指令接点をA1SD51−S3がONし
処理を実行させる。
処理が完了した時点で指令接点をシーケンサCPUでOFFする。
3.シーケンサCPUの立上がり実行命令を使用する場合も,上記2の方法で同期
をとれます。
PCRD/PCWTコマンドで行います。
1.上記コマンドでは下記タイミングでシーケンサCPUとの交信を行います。
(1)AnS(H)CPU
・A1SD51Sからの読出し要求(PCRD実行)があった場合は,要求のあっ
た時点で
指定デバイスデータの読み出しを行います。
・A1SD51Sからの書込み要求(PCWT実行)があった場合は,END処理
で指定
デバイスに書き込みます。
(2)A2US(H)CPU
・A1SD51−S3からの読出し/書込み要求があった場合は,END処理で指定
デバイスからの読出し/書込みを行います。
2.A1SD51−S3からシーケンサCPUのデータの読出し/書込みを行う場合は
,
次のようなインタロックが必要です。
(1)シーケンサCPUでデータを書き込んだとき内部リレーをONし,A1SD51
はその
内部リレーのONでデータの読み出しを行う。
読出し後,ONしている内部リレーをA1SD51−S3からOFFする。
(2)シーケンサCPUでA1SD51−S3が書き込んだデータを使用する場合は,
A1SD51−S3がデータを書き込んだ後,指令接点をA1SD51−S3がONし
処理を実行させる。
処理が完了した時点で指令接点をシーケンサCPUでOFFする。
3.シーケンサCPUの立上がり実行命令を使用する場合も,上記2の方法で同期
をとれます。
- 製品名
- MELSEC-AnS/QnASシリーズ
- 製品分類
- AnS, A2US
- シリーズ
- その他特殊ユニット