よくあるご質問
(FAQ)


よくあるご質問(FAQ)製品について

- 製品について > 制御機器 > シーケンサ MELSEC > MELSEC-Aシリーズ > AD51(S3)からGPPを取り外すとAD51(S3)の処理が止まる理由
製品について
AD51(S3)からGPPを取り外すとAD51(S3)の処理が止まる理由
AD51(S3)接続しているA6GPPを取り外すした状態で、AD51(S3)
をマルチタスク起動すると、エラー番号91を表示しAD51(S3)の処理が止ま
りました。なぜですか。
AD51(S3)にA6GPPを接続していれば、正常に動作します。
をマルチタスク起動すると、エラー番号91を表示しAD51(S3)の処理が止ま
りました。なぜですか。
AD51(S3)にA6GPPを接続していれば、正常に動作します。
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- 製品について > 制御機器 > シーケンサ MELSEC > MELSEC-Aシリーズ
回答
チャンネル1(RS-422のポート)で送信バッファフルエラーになっています。
プログラムの中でA6GPPへ表示するPRINT命令が実行され、A6GPPが接続
されていないために送信できなくなり、送信バッファフルエラーになっていると思われ
ます。
プログラム中のA6GPPへ表示するPRINT命令を削除してください。
《補足説明》
AD51(S3)は、A6GPPとDTR制御を行なっています。AD51(S3)と
A6GPPを接続しないと、DTR信号がOFFになりAD51(S3)は送信できな
くなります。送信バッファ内の送信データが127バイトに達すると、“送信バッファ
フルエラー(エラー番号91~94)”を表示して最小1分待ちます。この待ち状態に
なったとき、AD51(S3)が処理停止したように見えます。
《備考》
デバッグ用に作成したプログラムを残したままで実行させたいとき、A6GPPへ表示
するプログラムがあるタスクの先頭に出力コンソールのデバイス切換命令“ZODV2
”を追加することで、送信バッファフルエラーを解消することができます。
この方法は、チャンネル2(RS-422)が使用されていないとき、表示命令の出力
先をチャンネル2へ切り換えるものです。
チャンネル2はDTR制御をしていません。したがって、外部機器が接続されていなく
ても送信処理しますので、送信バッファフルエラーにはなりません。
ただし、デバッグ完了時には必ずデバッグ用に作成したプログラムは削除してください
。
<例>
対策前 対策後
100 A=$6000 90 ZODV 2 <・・・追加する。
110 PRINT C 100 A=$6000
・ 110 PRINT C
・ ・
・ ・
プログラムの中でA6GPPへ表示するPRINT命令が実行され、A6GPPが接続
されていないために送信できなくなり、送信バッファフルエラーになっていると思われ
ます。
プログラム中のA6GPPへ表示するPRINT命令を削除してください。
《補足説明》
AD51(S3)は、A6GPPとDTR制御を行なっています。AD51(S3)と
A6GPPを接続しないと、DTR信号がOFFになりAD51(S3)は送信できな
くなります。送信バッファ内の送信データが127バイトに達すると、“送信バッファ
フルエラー(エラー番号91~94)”を表示して最小1分待ちます。この待ち状態に
なったとき、AD51(S3)が処理停止したように見えます。
《備考》
デバッグ用に作成したプログラムを残したままで実行させたいとき、A6GPPへ表示
するプログラムがあるタスクの先頭に出力コンソールのデバイス切換命令“ZODV2
”を追加することで、送信バッファフルエラーを解消することができます。
この方法は、チャンネル2(RS-422)が使用されていないとき、表示命令の出力
先をチャンネル2へ切り換えるものです。
チャンネル2はDTR制御をしていません。したがって、外部機器が接続されていなく
ても送信処理しますので、送信バッファフルエラーにはなりません。
ただし、デバッグ完了時には必ずデバッグ用に作成したプログラムは削除してください
。
<例>
対策前 対策後
100 A=$6000 90 ZODV 2 <・・・追加する。
110 PRINT C 100 A=$6000
・ 110 PRINT C
・ ・
・ ・
- 製品名
- MELSEC-AnS/QnASシリーズ
- シリーズ
- その他特殊ユニット