よくあるご質問
(FAQ)


よくあるご質問(FAQ)製品について

製品について
インバータ FREQROL
サイクル運転モード、連続運転モード、トルク特性選択
サイクル運転モード、連続運転モードとは何ですか?
- カテゴリー :
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回答
PLG付モータをオートチューニングして使用する時に、用途に合わせてサイクル運転モードまたは
連続運転モードを選択して使用します。
1.サイクル運転モード
高速回転域の短時間最大トルク発生を優先するモードで、全速度領域で短時間最大トルクを
150%発生することができます。
ただし、ベクトルインバータの出力電圧が商用電源より低くても1800r/minにおいてモータの
150%トルクを発生するために、連続運転モードに比べて同一トルク発生時のモータの
一次電流が大きくなります。よって、モータの温度上昇が高くなるため、100%トルクで
連続運転することは難しく、50%EDトルク仕様として温度上昇をおさえています。
このモードは、瞬時トルクが必要な昇降機械などの用途に適しています。
2.連続運転モード
低速回転域の連続最大トルク発生を優先するモードです。
100%トルクにて連続運転を可能とするにはモータの温度上昇を規定値内に抑えることが
必要になります。
そのために、連続トルク発生時にモータの一次電流がモータ定格電流と一致するように
励磁分電流とトルク分電流を制御し、モータの一次電流を定格電流以上流さないようにしています。
この制御により低速では600r/minまで連続運転可能と広い速度領域での連続運転が
可能となっています。(600r/min以下で100%連続運転が不可能なのは標準モータの
冷却が自冷ファンで低速域での冷却能力が落ちるからです。)
しかし、モータの一次電流が定格電流以内になるよう制御すると、ベクトルインバータの
出力電圧が低いため定格速度付近で電圧不足となり、短時間最大トルク150%を発生することは
できなくなります。
このモードは、連続的なトルクが必要なライン制御などの用途に最適です。
図1
連続運転モードを選択して使用します。
1.サイクル運転モード
高速回転域の短時間最大トルク発生を優先するモードで、全速度領域で短時間最大トルクを
150%発生することができます。
ただし、ベクトルインバータの出力電圧が商用電源より低くても1800r/minにおいてモータの
150%トルクを発生するために、連続運転モードに比べて同一トルク発生時のモータの
一次電流が大きくなります。よって、モータの温度上昇が高くなるため、100%トルクで
連続運転することは難しく、50%EDトルク仕様として温度上昇をおさえています。
このモードは、瞬時トルクが必要な昇降機械などの用途に適しています。
2.連続運転モード
低速回転域の連続最大トルク発生を優先するモードです。
100%トルクにて連続運転を可能とするにはモータの温度上昇を規定値内に抑えることが
必要になります。
そのために、連続トルク発生時にモータの一次電流がモータ定格電流と一致するように
励磁分電流とトルク分電流を制御し、モータの一次電流を定格電流以上流さないようにしています。
この制御により低速では600r/minまで連続運転可能と広い速度領域での連続運転が
可能となっています。(600r/min以下で100%連続運転が不可能なのは標準モータの
冷却が自冷ファンで低速域での冷却能力が落ちるからです。)
しかし、モータの一次電流が定格電流以内になるよう制御すると、ベクトルインバータの
出力電圧が低いため定格速度付近で電圧不足となり、短時間最大トルク150%を発生することは
できなくなります。
このモードは、連続的なトルクが必要なライン制御などの用途に最適です。
図1

- 製品名
- インバータ,マグネットモータドライブ
- 製品分類
- インバータ本体
- シリーズ
- FREQROL-V200